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提案書・営業資料のひな型をAIで作る手順。価格表との一致と差し替え漏れ確認
要点
AIには、提案書の共通部分と案件ごとの記入欄を分けたひな型の下書きを任せます。人が確かめる中心は、数値の検算と価格表との一致です。ひな型の仮の金額や会社名が案件用の提案に残らないよう、差し替える場所と根拠資料を対応させ、提出の判断は人が担います。
営業から渡された説明資料を、事務担当が提案先に合わせて整える場面があります。共通で使うひな型に案件固有の情報を混ぜると、別の提案へ転用した際に古い金額や約束が残るため、作成と差し替えの確認を分けておくとよいです。
表・指示文・金額の記号は説明のための架空の例で、実在の会社の話ではなく、AIが実際にそう答えることを示すものでもありません。
1.AIに任せること(提案書・営業資料のひな型(15頁))
AIに任せるのは、使用を認めた説明文の整理と、案件に応じて埋める欄を明示した下書きです。料金を示す頁では、表示する金額と価格表の参照箇所を対にし、同じ金額を使う別の頁も確認対象に含めます。資料にない説明や効果の予測は補わせず、根拠が不足する箇所は確認欄へ分ける方針です。 検算に関係する公式の説明として、Excelの[数式の検証]では、入れ子になった数式の各部分を計算順に確認できます(確認日:2026-11-03)。 表示については、消費者庁は、誤って表示した場合でも、有利誤認表示に該当すれば景品表示法の規制対象になると説明しています。 当社の手順では、計算過程の点検とは別に、転記元と提案先に適用する価格表を照合します。比較や割安を示す表現は、根拠資料に比較条件と調査日がそろうものだけを確認対象にし、使用の可否は専門家に確認します。
渡すもの
- 外部向けに使用を認めた商品説明と、提案の目的・対象範囲
- 案件に適用する価格表・見積書の写しと、参照箇所が分かる目印
- 共通で残す説明、案件ごとに替える欄、削除する旧情報の区分
- 頁数・各頁の役割・読み手について人が決めた資料の設計
AIが出すもの
- 共通部分と差し替え欄を分けた提案書・営業資料の下書き
- 金額・割引・税額・期間の記載箇所と、参照資料の対応表
- 同じ情報を使っている頁や注記の一覧
- 根拠不足、資料間の食い違い、仮の情報が残る場所の確認欄
2.AIでの進め方
- 共通部分と案件部分を分ける:人が頁ごとの役割を決め、共通の説明と差し替える情報を区別します。会社名や金額の記入欄には、仮の情報だと分かる目印を付けます。
- 原資料を保護する:AIに元の価格表や提案書を直接書き換えさせず、必要な範囲の写しを渡します。出力も原資料とは別の下書きとして受け取る運用です。
- 料金の頁を見本で試す:全体を作る前に、料金欄の見本で参照箇所と差し替え欄が出るかを確かめます。割引や税額が不明な部分は、推測で埋めず確認欄に残します。
- ひな型全体へ広げる:見本の確認後、設計した頁数に沿って下書きを作らせます。仮の金額が本文、図の説明、注記へ重複していないかも一覧に出すとよいです。
- 案件用の提案と照合する:人が承認した情報で差し替えた版を用意し、価格表・見積書と照らして計算と転記を確認します。合計だけでなく、割引前の額、割引額、税額のつながりも見る手順です。
- 承認した版を分けて保管する:人が確認欄を解消し、提出の可否を判断します。案件用の提案を共通のひな型へ戻す際は、その案件だけの情報を残さないよう確認が要ります。
3.確かめる点
検査の中心は、数値の検算、価格表との一致です(当社の「できること64項目」の記載)。
| 確かめること | 見方 | 見落とすと |
|---|---|---|
| 数値の検算、価格表との一致 | 料金欄を転記元と突き合わせ、割引前の額から総額まで計算を追う | 計算が合っていても、別の価格を使った提案になる |
| 差し替え欄の残り | 仮の会社名・金額の目印を、本文・図の説明・注記で探す | 別の案件の情報が提出版に残る |
| 頁をまたぐ金額の一致 | 料金の頁と要約の頁で、同じ項目の参照元を比べる | 同じ提案の中で金額が食い違う |
| 割引・税額の根拠 | 承認された割引と確認済みの税額が転記されているかを見る | 根拠のない控除や加算が含まれる |
| 期間・対象範囲・追加費用 | 案件資料と料金欄の説明・注記を対応させる | 提案に含む範囲や負担の伝わり方が変わる |
| 比較表現と仮の説明 | 比較の根拠、条件、調査日と、仮の説明の削除を確認する | 根拠をたどれない表現が提出版に残る |
4.人が判断する所
- 提案先に約束する内容、対象範囲、対応できない事項
- 値引きや例外対応を認めるかどうか
- 税の扱いや表示の適否について、専門家に確認する内容
- 確認後の版を確定し、社外へ提出するかどうか
5.AIへの指示文の作例
料金欄に旧ひな型の情報が残る想定で、照合と確認欄を求める作例です。
金額の記号は仮の値であり、実際の税率や計算方法を示しません。
| 項目 | 今回の参照資料 | 旧ひな型に残る記載 |
|---|---|---|
| 会社名 | 〔今回の仮会社名〕 | 〔別案件の仮会社名〕 |
| 基本料金 | 〔今回の仮金額〕 | 〔旧版の仮金額〕 |
| 割引額 | 〔承認済みの仮割引額〕 | 〔別案件の仮割引額〕 |
| 税額 | 〔確認済みの仮税額〕 | 〔旧版の仮税額〕 |
| 総額 | 基本料金-割引額+税額 | 〔旧版の仮総額〕 |
架空の会社の提案書・営業資料のひな型を下書きにします。 全体の頁数と各頁の役割は、添付する資料設計に従います。 まず料金の頁を見本として扱い、共通部分と差し替え欄を分けます。 以下は架空の料金表の抜粋と旧ひな型の照合用メモです。 金額の記号は仮の値であり、実際の税率や計算方法を示しません。 | 項目 | 今回の参照資料 | 旧ひな型に残る記載 | |---|---|---| | 会社名 | 〔今回の仮会社名〕 | 〔別案件の仮会社名〕 | | 基本料金 | 〔今回の仮金額〕 | 〔旧版の仮金額〕 | | 割引額 | 〔承認済みの仮割引額〕 | 〔別案件の仮割引額〕 | | 税額 | 〔確認済みの仮税額〕 | 〔旧版の仮税額〕 | | 総額 | 基本料金-割引額+税額 | 〔旧版の仮総額〕 | 資料にあることだけを使い、資料にない効果や説明は追加しません。 元の資料は変更せず、下書きと差し替え箇所の一覧を別に出します。 各金額に参照元を添え、同じ情報を使う頁も確認対象にします。 旧版の値を正しいものとして引き継がず、不一致を確認欄に出します。 自信のない所や資料同士の食い違いも、本文とは別の確認欄に分けます。 税の扱いや割引の採否、提出の可否は判断しません。
6.当社に相談するとき
この仕事は、当社のAI(Claude)で作り、作る係と確かめる係を分けて、検査記録つきで納めます。AIの契約がなくてもお受けできます。
どの業務から始めるか迷う場合も、滋賀の中小企業向けAI相談(初回無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月3日)
- ネストした数式を 1 レベルずつ検証する:数式の各部分を計算順に確認する機能の説明
- 有利誤認とは:誤って行った表示についての注意点
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