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マニュアルの抜け確認表のひな形。初めて読む担当が試して不足を残す
要点
マニュアルの確認対象を観点別に記録する表です。説明と試した結果を分け、操作できない所や未試行の所を追います。不足を誰に確認し、どこを直して再度試すかは人が決めます。
新人や代理の担当に手順書を渡す前に、説明どおりに進められるかを試す場面で使います。
表の中身は説明のための架空の例です(この表では法令適合や安全上の作業可否を判定しません)。
1.このひな形で確かめること
マニュアル内のひとつの確認対象を観点別に記録します。説明の掲載位置から、道具と権限、完了の表示、参照先までたどる表です。手順自体の正しさは認定しません。
2.ひな形と記入例
J-Net21は、読んだ内容を実際の行動に結び付けられるマニュアルを求めています。 日本生産性本部は、業務基準書を改善し、更新していく仕組みの必要性を説明しています。 ここからは当社の整理です。列はすべて当社案です。
列の一覧
| 番号 | 列名 | 入れる中身 | 記入例(1行目の値) |
|---|---|---|---|
| 1 | 文書名・版 | 当社案:文書の名称と版 | 〇〇商店の備品申請手順・第2版 |
| 2 | 確認の観点 | 当社案:調べる観点 | 目的・完了の見分け方 |
| 3 | 掲載位置 | 当社案:見出しや図の位置 | 目的欄・受付欄 |
| 4 | 必要な説明 | 当社案:初見で必要な説明 | 申請の目的と受付の表示 |
| 5 | 記載内容・不足 | 当社案:読めた内容と不足 | 購入希望を届ける/受付番号を表示 |
| 6 | 前提の道具・権限 | 当社案:道具と権限の所在 | 練習用申請画面・申請権限 |
| 7 | 試した結果 | 当社案:試行の有無と結果 | 試行済み/受付番号を確認 |
| 8 | 例外時の相談先 | 当社案:相談部署と参照場所 | 総務係/窓口一覧の備品欄 |
| 9 | 確認の状態 | 当社案:未確認/照合済/差あり | 照合済 |
| 10 | 追加確認・次の行動 | 当社案:確認対象と行動 | 更新時に受付表示を再照合 |
| 11 | 確認担当 | 当社案:確認する役割 | 庶務係 |
| 12 | 更新担当 | 当社案:修正を依頼する役割 | 総務係 |
| 13 | 確認日 | 当社案:確認した日 | 2026-10-20 |
記入例(架空)
| 文書名・版 | 確認の観点 | 掲載位置 | 必要な説明 | 記載内容・不足 | 前提の道具・権限 | 試した結果 | 例外時の相談先 | 確認の状態 | 追加確認・次の行動 | 確認担当 | 更新担当 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 〇〇商店の備品申請手順・第2版 | 目的・完了の見分け方 | 目的欄・受付欄 | 申請の目的と受付の表示 | 購入希望を届ける/受付番号を表示 | 練習用申請画面・申請権限 | 試行済み/受付番号を確認 | 総務係/窓口一覧の備品欄 | 照合済 | 更新時に受付表示を再照合 | 庶務係 | 総務係 | 2026-10-20 |
| 〇〇商店の備品申請手順・第2版 | 操作前後・図の版 | 入力欄の図 | 入力から受付までの画面対応 | 図は第1版/送信ボタンの位置が旧版 | 練習用申請画面・申請権限 | 試行済み/図の位置にボタンなし | 総務係/窓口一覧の備品欄 | 差あり | 不足あり/総務係に現行図を依頼 | 庶務係 | 総務係 | 2026-10-20 |
| 〇〇商店の備品申請手順・第2版 | 例外時の連絡経路 | 受付できないときの欄 | 送信できない場合の相談先 | 相談先の記載を発見できず | 練習用申請画面・申請権限 | 未試行/例外の試し方を確認待ち | 未記載 | 未確認 | 総務係に相談経路と試し方を確認 | 庶務係 | 総務係 | 2026-10-20 |
| 〇〇商店の備品申請手順・第2版 | 参照先・閲覧権限 | 付録の窓口一覧 | 窓口一覧の所在と開く権限 | 共用資料置場の窓口一覧を参照 | 共用資料置場・閲覧権限 | 試行済み/備品欄まで到達 | 総務係/窓口一覧の備品欄 | 照合済 | 窓口変更時に参照先も再確認 | 庶務係 | 総務係 | 2026-10-20 |
3.使い方
- 複製を用意する:元の資料・データを書き換えず、複製で試します。送信や登録を業務へ反映させない試し方を担当者と決めます。
- 掲載位置と説明を拾う:観点ごとに行を分け、文書名・版と掲載位置、必要な説明と記載を残します。
- 下書きを照合する:AIに記入させるときは、資料にある値だけを写させ、分からない欄は「未確認」と書かせます。AIの出力は下書きで、試行の事実は補わせません。
- 初見の担当がたどる:操作の到達点や停止点を「試した結果」に残します。実行していない箇所は「未試行」とし、読むだけの確認と分ける形です。
- 人が確かめて直しへ回す:最後は人が元資料と記録を確かめます。不足に確認担当・更新担当・次の行動を付け、修正後の試行へ回します。
4.確かめる点
- 試行の有無と例外時の連絡経路:未試行を試行済みにせず、例外時の相談部署と連絡先の参照場所を残せているかを見ます。
- 目的と完了の見分け方:受付表示や成果物を、必要な説明と照らします。
- 前提と権限:担当の権限で道具や資料を開けるかを見ます。
- 操作の前後:準備から操作後の表示まで追い、停止時は直前の操作を記録します。
- 図と画面の対応:図と試した画面の版・項目名・ボタン位置を比べます。
- 参照先への到達:掲載されたリンクから目的の資料まで開けたかを見ます。
- 不足から次の行動へのつながり:差ありや未確認の行で、誰が何を確かめるかを追います。
5.人が判断する所
- 試す操作・環境・範囲と、その相談先。
- 不足を反映する説明や図と、再試行の範囲。
- 手順書を配る時期と、残った確認事項の扱い。
- 法令や安全に関わる内容は、この表やAIに決めさせず、公式資料を示して専門家に確認すること。
6.ダウンロード
マニュアルの抜け確認表のひな形(CSV・Excelで開けます)を保存できます。表の見出しと、架空の記入例と、空の行が入っています。社内で、そのまま使えます。
7.記入するときの注意
- 「未提供」は資料を受け取っていない場合、「未確認」は確かめる前、「未記載」は読んでも説明がない場合に使い分けます。
- 「照合済」はその行の照合が済んだ意味です。相違は「差あり」とし、試行の有無は別欄に残します。
- パスワードや秘密の保管先は書きません。「該当なし」は対象外と確かめた理由も残します。
- 社内で自由に使い、業務に必要な列を足してよいひな形です。
8.当社に相談するとき
この表を自社の仕事に合わせて作り変えたいときや、結果の確かめ方を一緒に決めたいときは、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月3日)
- 店舗マニュアル作成のポイント:読んで行動に移せる具体性。「最終内容確認 2018年2月」の表示がある古い資料のため、一般的な観点だけを参照
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