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引き継ぎの受領確認表のひな形。資料を開けたか試したかと残件を記録
要点
業務または未完了案件ごとに行を分け、後任が受け取った資料と、実際に開けたこと・試したことを別々に残します。試していなければ未実施のままです。残る疑問の回答先と次の行動を添え、作業を進められるかは人が判断します。
担当交代で資料を受け取った後、後任が開いて試す段階で使う表です。
表の中身は説明のための架空の例です(引き継ぎの完了や理解・承認・責任の移転を認める表ではありません)。
1.このひな形で確かめること
業務または未完了案件ごとに、基準日時点の受領・閲覧・試行と残件を確かめます。操作手順の作成や引き継ぎ完了の判定は扱いません。 列の参考にした野洲市職員事務引継規程は、職員の事務引継について定めた資料で、民間の事業者に義務を課すものではありません。 ここからは当社の整理です。 自治体の期限や押印は転用しません。
2.ひな形と記入例
列の一覧
| 番号 | 列名 | 入れる中身 | 記入例(1行目の値) |
|---|---|---|---|
| 1 | 業務・対象範囲 | 公的な記載事項を参照した業務名と範囲です。 | 月次資料の整理 |
| 2 | 区分 | 当社案:定常業務か未完了案件か。 | 定常業務 |
| 3 | 前任・後任・確認者 | 当社案:渡す人・受ける人・照合者。 | 前任/後任/総務係 |
| 4 | 基準日 | 当社案:状態の基準とする日。 | 2026-10-20 |
| 5 | 資料目録・保管先 | 公的な記載事項を参照した目録です。保管先は当社案です。 | 月次目録/共有庫・月次 |
| 6 | 資料の受領 | 当社案:資料別の受領・不足。 | 受領済 |
| 7 | 閲覧の記録 | 当社案:後任が開けた資料。 | 目録・資料を開けた |
| 8 | 試行の記録 | 当社案:後任が試した操作と結果。 | 複製への格納を試した |
| 9 | 権限移管の状況 | 当社案:権限の付与や申請の状況。 | 閲覧付与済・更新は確認中 |
| 10 | 残っている作業 | 公的な記載事項の未完了事務・未着手事務をまとめる当社案です。 | 本番保管先への格納待ち |
| 11 | 次の行動 | 当社案:次に進める作業。 | 管理係へ更新権限を照会 |
| 12 | 未解決の質問・確認先 | 当社案:疑問と回答を頼む相手。 | 更新権限はいつ付くか/管理係 |
| 13 | 確認日 | 当社案:記録を見直した日。 | 2026-10-20 |
| 14 | 確認の状態 | 当社案:未確認・照合済・差あり。 | 未確認 |
記入例(架空)
| 業務・対象範囲 | 区分 | 前任・後任・確認者 | 基準日 | 資料目録・保管先 | 資料の受領 | 閲覧の記録 | 試行の記録 | 権限移管の状況 | 残っている作業 | 次の行動 | 未解決の質問・確認先 | 確認日 | 確認の状態 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 月次資料の整理 | 定常業務 | 前任/後任/総務係 | 2026-10-20 | 月次目録/共有庫・月次 | 受領済 | 目録・資料を開けた | 複製への格納を試した | 閲覧付与済・更新は確認中 | 本番保管先への格納待ち | 管理係へ更新権限を照会 | 更新権限はいつ付くか/管理係 | 2026-10-20 | 未確認 |
| 備品申請の受付 | 定常業務 | 前任/後任/総務係 | 2026-10-20 | 受付目録/共有庫・備品 | 受領済 | 受付表を開けた | 未実施 | 閲覧・更新付与を確認済 | 受付操作の試行待ち | 複製で受付入力を試す | 受付後の戻し方はどうするか/前任 | 2026-10-20 | 未確認 |
| 配布先一覧の更新 | 定常業務 | 前任/後任/総務係 | 2026-10-20 | 配布目録/共有庫・配布 | 受領済 | 一覧と手順を開けた | 複製で更新手順を照合済 | 閲覧・更新付与を確認済 | 当日分の更新待ち | 配布担当と当日分を照合 | 未解決なし・前任と照合済 | 2026-10-20 | 照合済 |
| △△印刷向け案内の差し替え | 未完了案件 | 前任/後任/総務係 | 2026-10-20 | 差し替え目録/共有庫・案内 | 手順未提供・案内受領済 | 案内だけ開けた | 未実施 | 未確認 | 差し替え待ち | 前任へ手順提供を依頼 | 手順の所在と作業期限はどこか/前任 | 2026-10-20 | 未確認 |
3.使い方
- 複製を用意する:元の資料・データを書き換えず、複製で試します。
- 受領時点を残す:基準日と目録を記入し、届いた資料と不足を分けます。
- 下書きを照合する:AIに記入させるときは、資料にある値だけを写させ、分からない欄は「未確認」と書かせます。元資料と照合します。
- 後任が開いて試す:止まった操作を質問欄へ残します。最後は人が確かめ、確認日と状態を更新します。
4.確かめる点
- 受領と試行の区別:受領済でも閲覧や試行が未了の欄を追い、質問が消えていないか、認証情報が混ざっていないかを見ます。
- 目録との一致:届いた資料と照合し、不足する資料名を受領欄へ残します。
- 後任の閲覧:後任が保管先から開けた対象を確かめます。
- 権限の状況:申請と付与を区別し、試せない操作を質問へつなげます。
- 残件の所在:未着手を含む残作業に、次の行動と確認先が対応するかを見ます。
- 状態の付け方:備品申請の例は権限を確認済でも試行が未実施のため、未確認を残します。
5.人が判断する所
- 回答待ちで進めるか、担当者へ戻すか。
- 誰にどの権限を付け、いつ切り替えるか。
- 質問の回答を確かめ、引き継ぎを終えると判断できるか。
6.ダウンロード
引き継ぎの受領確認表のひな形(CSV・Excelで開けます)を保存できます。表の見出しと、架空の記入例と、空の行が入っています。社内で、そのまま使えます。
7.記入するときの注意
- 資料自体が届かない「未提供」、資料に値がない「未記載」、まだ確かめていない「未確認」を分けます。
- 照合済は記録と資料を照らした状態、差ありは食い違いが残る状態です。ID・パスワードなどの認証情報は書きません。
- 社内で自由に使えます。業務に合わせて列を足してよいです。
8.当社に相談するとき
この表を自社の仕事に合わせて作り変えたいときや、結果の確かめ方を一緒に決めたいときは、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月3日)
- 野洲市職員事務引継規程:職員向けの規程であること・業務名と範囲・資料目録
- 摂津市職員事務引継規程:残っている作業に未完了・未着手を含める参考
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