サムネイル・図版の指定をAIに任せる手順。文字数・可読性・実寸を確認

要点

AIには、サムネイル・図版の文字、配置、色、サイズの指定書を下書きさせます。人が確かめる中心は、文字数、可読性、実寸での確認です。原資料との意味の一致とスマホでの読みやすさを見本で点検し、採用する指定を決めます。

公開:2026年11月3日/情報の確認日:2026年11月3日(出典はこのページの最後)

講座動画の公開準備や説明資料の作成では、制作担当へ見出しや配置を伝える作業が生じます。内容を詰め込むと文字が小さくなりやすいため、指定書の段階で情報の優先順位と表示の大きさを確認するとよいです。

表・指示文・数字は説明のための架空の例で、実在の会社の話ではなく、AIが実際にそう答えることを示すものではありません。

1.AIに任せること(サムネイル・図版の指定)

YouTubeの公式ヘルプ(確認日:2026-11-03)では、通常の動画向けサムネイルの推奨解像度として3,840×2,160ピクセルを挙げています。 通常の動画向けには、縦横比16:9のサムネイルをアップロードするよう案内しています。 アップロードする画像ファイル形式には、JPG、PNGなどを挙げています。 W3Cのウェブアクセシビリティの初期点検資料は、文字と背景のコントラストが十分でないと文字を読めない人がいると説明しています。 ここからは当社の整理です。 AIには、原資料を基に、文字・配置・色・サイズを制作担当へ伝える指定書案を作らせます。図版では線の意味、単位、凡例も整理する範囲です。下書きの読みやすさと正しさは人が見本で確かめます。

渡すもの

  • 動画の要旨や図版の元資料、伝えたい主題、想定する読み手
  • 掲載先、表示される場所と大きさ、人が確認した画像の要件
  • 省略できない語、文字量の目安、使用する色や書体の指定
  • 使用を認めた素材、残す数値・単位・凡例、避けたい表現

AIが出すもの

  • 見出しと補足文の候補、実際の文字数、短くした箇所の説明
  • 文字・図・余白の配置、文字と背景の色、サイズを記した指定書案
  • 図の線・単位・凡例と元資料の対応、画像の意味を補う説明文案
  • 資料にない項目、判断に迷う箇所、人への確認事項

架空の講座動画では、次のように指定の下書きと見直す案を並べます。

指定の下書き見直す案
長い講座名を画像内にそのまま載せる主題を残した短い見出しを候補にする
赤地に白文字を置く色名だけで判断せず、明るさの差と文字の太さを確かめる
スマホ表示で文字が小さくなる配置にする補足文を整理し、実寸で読み比べる

2.AIでの進め方

  1. 掲載条件をそろえる:人が掲載先の公式要件を確認し、寸法・形式・表示場所をまとめます。制作する画像と画面で見える大きさを分けて記録する手順です。
  2. 主題と残す語を決める:伝えたいことを絞り、省略できない語を人が選びます。図版では元の数値や単位も確認対象です。
  3. 元資料を保って案を出す:AIには元のデータを直接書き換えさせず、複製や抜粋から別の指定書案を出させます。不明な値や迷う点は確認欄へ分ける形です。
  4. 見本で試す:制作担当が指定書から見本を作り、人がスマホで掲載時の表示に近い大きさで見ます。拡大せずに主題が読めるか、図の線や凡例が区別できるかを確かめる段階です。
  5. 直す場所を絞る:文字数、配色、配置ごとに直す理由を記録し、指定書を修正します。修正後の見本も同じ表示条件で読み比べるとよいです。
  6. 人が確定して渡す:原資料との一致と見本の点検結果から、採用する指定を人が決めます。残る確認事項も添えます。

3.確かめる点

検査の中心は、文字数、可読性、実寸での確認です(当社の「できること64項目」の記載)。

確かめること見方見落とすと
文字数、可読性、実寸での確認載せる文の文字数を数え直し、スマホの表示の大きさで文字と図を読む主題が読み取りにくい画像になります
内容と見出しの一致短くした見出しを元の要旨と照合し、意味の変化や言い過ぎを見る内容と異なる期待を伝えます
文字と背景の区別見本で明るさの差、文字の太さ、背景模様との重なりを見る文字が背景に埋もれることがあります
画像の要件と表示範囲掲載先の公式要件と指定書を照合し、表示端の文字も見る掲載時の調整や指定の修正が生じます
図の線・数値・単位・凡例元資料と見本を突き合わせ、線のつながりや数値の対応をたどる図の関係や数量が異なる意味で伝わります
画像の意味を補う説明文掲載面の本文と読み合わせ、図だけに置いた情報を拾う画像を見ずに理解するための情報が不足します

4.人が判断する所

  • 読み手に伝える主題と、短くしても意味が変わらない表現
  • 実寸の見本で読めると判断する文字量、配色、配置
  • 図版に残す情報と、省略により意味が変わる情報の境目
  • 採用する指定書、修正を終える時点、掲載する画像の最終承認

5.AIへの指示文の作例

架空の講座動画の指定書案を依頼する例です。

架空の講座動画のサムネイル指定書を下書きする依頼です。
題材は書類整理の入門講座です。
元の見出し案は「書類整理の基本を学び毎日の探し物を減らすための入門講座の動画」で、30字あります。
主題は、書類の置き場所を決めて分類する基本です。
元の案は赤地に白文字で、長い見出しを載せる想定です。
スマホ表示で文字が小さくなることを確認課題にします。

資料にあることだけを使い、元の文やデータは直接変更しません。
主題を残した短い見出し、文字数、配置、文字と背景の色を案にまとめます。
赤と白という色名だけで読みやすさを決めず、実寸の見本で確かめる箇所を示します。
画像サイズと形式は、人が掲載先の要件を確認して追記する欄にします。
資料にない値、自信のない所、意味が変わるおそれは確認欄へ分けます。
出力は「指定する項目/下書き/人が確かめること」の表です。
画像の制作・掲載の確定は人が行います。

6.当社に相談するとき

この仕事は、当社のAI(Claude)で作り、作る係と確かめる係を分けて、検査記録つきで納めます。AIの契約がなくてもお受けできます。

どの業務から始めるか迷う場合も、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。

出典(確認日:2026年11月3日)

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