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表記ゆれの変換表のひな形。置換の規則と保留の理由を残して確かめる
要点
対象列に適用する変換候補を一行ずつ記録し、候補を決めた根拠と、複製で確かめた結果を結び付けます。候補件数と変更件数に差があれば保留理由を残す使い方です。採用する表記や適用の可否は人が決め、照合済という状態だけで原データへの反映を決めません。
品目表をまとめるとき、置換した文字だけでは適用条件や止めた理由が残りません。規則と試行の記録をこの表で引き継ぎます。
表の中身は説明のための架空の例です(実在の人物・法人・債権の同一性や、似た表記の統合の可否は判定しません)。
1.このひな形で確かめること
使える環境なら、Power Queryでは選択した列の値を置き換えられます。 Power Queryは表内の値からデータ型を自動検出します。 ここからは当社の整理です。 対象列ごとの変換候補を単位に、元の文字・適用範囲・複製での変更結果を照合します。名称の正しさや同一性は確定しません。
2.ひな形と記入例
列の一覧
| 番号 | 列名 | 入れる中身 | 記入例(1行目の値) |
|---|---|---|---|
| 1 | 規則ID | 当社案:候補を区別する符号。 | R01 |
| 2 | 対象ファイル・列 | 当社案:対象の表と列を固定。 | 〇〇商店品目表・品目名 |
| 3 | 変換前の値 | 公式の「検索する値」に対応する原文。 | ラベルA |
| 4 | 変換後の候補 | 公式の置換先の入力欄に対応する候補。 | ラベルA |
| 5 | 表記根拠・版 | 当社案:候補を裏付ける資料と版。 | 品目基準・2026-10版 |
| 6 | 一致方式 | セル全体の一致か部分の一致か。 | 完全一致 |
| 7 | 適用範囲 | 当社案:対象区分や除外条件。 | 文具のみ |
| 8 | 空白・記号と型 | 当社案:残す文字と試行前後の型。 | 空白・記号維持/文字列 |
| 9 | 順序・競合 | 当社案:適用順と他規則への連鎖。 | 先行/競合未検出 |
| 10 | 候補件数 | 当社案:変更を見込む元の行数。 | 3 |
| 11 | 試行結果・件数 | 当社案:複製で変わった行数。 | 3件変更 |
| 12 | 保留理由 | 当社案:適用を止める理由。 | 保留せず |
| 13 | 確認の状態 | 当社案:未確認/照合済/差あり。 | 照合済 |
記入例(架空)
| 規則ID | 対象ファイル・列 | 変換前の値 | 変換後の候補 | 表記根拠・版 | 一致方式 | 適用範囲 | 空白・記号と型 | 順序・競合 | 候補件数 | 試行結果・件数 | 保留理由 | 確認の状態 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| R01 | 〇〇商店品目表・品目名 | ラベルA | ラベルA | 品目基準・2026-10版 | 完全一致 | 文具のみ | 空白・記号維持/文字列 | 先行/競合未検出 | 3 | 3件変更 | 保留せず | 照合済 |
| R02 | 〇〇商店品目表・品目名 | 007テープ | 007テープ | 品目基準・2026-10版 | 完全一致 | 文具のみ | 空白・記号維持/文字列 | 独立/競合未検出 | 2 | 2件変更 | 保留せず | 照合済 |
| R03 | 〇〇商店品目表・品目名 | ラベルB | ラベルB | 品目基準・2026-10版 | 部分一致 | 文具のみ | 空白・記号維持/文字列 | R04と競合 | 2 | 3件変更・差1件 | ラベルB用も変化/保留 | 差あり |
| R04 | 〇〇商店品目表・品目名 | ラベルB | ラベルC | 品目基準・2026-10版 | 完全一致 | 文具のみ | 空白・記号維持/文字列 | R03の後に再変換 | 1 | 未実施 | 連鎖の確認待ち/保留 | 未確認 |
3.使い方
- 複製を用意:元の資料・データを書き換えず、複製で試します。対象の表・列と基準の版を残します。
- 候補を写す:変換前は原データから写し、候補は基準資料と照合します。AIに記入させるときは資料にある値だけを写させ、分からない欄は「未確認」と書かせます。
- 規則を試す:範囲と一致方式を固定し、規則ごとに元の複製から試します。候補件数と変わった行数を記録します。
- 差と連鎖を追う:差の出た元の行と、他の規則で再変換される値を拾い、理由を残して保留します。
- 人が確かめる:AIの記入は下書きとして、最後は人が元の値・根拠・試行結果を確かめます。
4.確かめる点
- 原文と件数:変換前の値を原データから確かめ、複製の変更件数を候補件数と照合します。原データは変えません。
- 差の出た対象:部分一致の例では末尾に「用」が付く品目まで変わります。差の行を見て適用範囲を絞り直します。
- 規則の連鎖:変換後の候補が別規則の変換前と重なる箇所を探し、順番を変えた結果も複製で比べます。
- 候補の根拠:資料の版と掲載位置をたどり、候補が資料どおりか見ます。似た文字という理由だけでは採用しません。
- 残す文字と型:空白や記号を勝手に消さず、保存・再取り込み後も先頭のゼロと文字列の型が保たれるか比べます。
- 保留の扱い:差や連鎖が残る行は適用を止め、理由と確認の進み具合を残します。未実施を変更なしと数えません。
5.人が判断する所
- 参照する基準資料と版、採用する表記を選ぶこと。
- 部分一致を使う範囲と、競合する規則の順序を決めること。
- 保留を解消し、原データへの反映対象を決めること。
6.ダウンロード
表記ゆれの変換表のひな形(CSV・Excelで開けます)を保存できます。表の見出しと、架空の記入例と、空の行が入っています。社内で、そのまま使えます。
7.記入するときの注意
- 変換前の値を打ち直さず、原文を保持します。
- 資料がない「未提供」、まだ確かめていない「未確認」、読んだ資料にない「未記載」を分けます。
- 試行結果は規則ごとの記録です。重なる対象があるため件数を単純に足しません。
- 社内で自由に使えます。担当や確認日など必要な列を足してもよいです。
8.当社に相談するとき
この表を自社の仕事に合わせて作り変えたいときや、結果の確かめ方を一緒に決めたいときは、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月3日)
- 値の置換 (Power Query):列の値の置換・検索値・置換先・一致方式
- データ型を追加または変更する (Power Query):値からのデータ型の自動検出
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