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- 勤怠集計の点検表(日別と月次の転記照合)
勤怠集計の点検表のひな形。日別と月次の転記差を勤務日ごとに残す
要点
対象者ごと・勤務日ごとに、確認済みの日別値と月次の同日値を並べ、転記差と残件を残す表です。始業・終業・休憩は原記録を写し、時間の算定には使いません。値が確かめられない行は保留し、記録の解釈と修正の採否は人が判断します。
給与担当へ渡す前に、日別の値が月次明細へ正しく移っているかを確かめる表です。 厚生労働省のガイドラインは、労働日ごとの始業・終業時刻の確認と記録を示しています。 ここからは当社の整理です。
表の中身は説明のための架空の例であり、労働時間への該当性や賃金、法令違反の有無を判定するものではありません。
1.このひな形で確かめること
同じ人・同じ勤務日の日別確認済み値と月次値を分単位で照合します。時刻からの算定や月全体の合計確認は別に扱います。
2.ひな形と記入例
列の一覧
| 番号 | 列名 | 入れる中身 | 記入例(1行目の値) |
|---|---|---|---|
| 1 | 対象者・所属 | 当社案:同じ人を追う識別名と所属。 | 〇〇さん・総務 |
| 2 | 対象期間 | 当社案:月次明細の対象期間。 | 2026-10 |
| 3 | 勤務日 | 公的事項に対応:原記録の労働日。 | 2026-10-05 |
| 4 | 始業記録 | 公的事項に対応:原記録の始業時刻。 | 09:00 |
| 5 | 終業記録 | 公的事項に対応:原記録の終業時刻。 | 18:00 |
| 6 | 休憩記録 | 当社案:原記録の休憩欄を転記。 | 12:00~13:00 |
| 7 | 参照資料 | 当社案:各資料の同日欄。 | 日別票/月次明細/打刻票 |
| 8 | 日別確認済み値(分) | 当社案:担当が確認した日別値を転記。 | 480 |
| 9 | 月次同日値(分) | 当社案:月次明細の同じ人・同日の値。 | 480 |
| 10 | 転記差(月次-日別・分) | 当社案:月次から日別を引いた差。確認前は未計算。 | 0 |
| 11 | 別記録との差・確認メモ | 当社案:別記録との差・修正前後と根拠。 | 別記録との照合済・差なし |
| 12 | 確認の状態 | 当社案:照合の進み具合。 | 照合済 |
| 13 | 確認担当・次の行動 | 当社案:照会先と残っている作業。 | △△担当・月全体を照合 |
| 14 | 確認日 | 当社案:照合した日。 | 2026-10-09 |
記入例(架空)
| 対象者・所属 | 対象期間 | 勤務日 | 始業記録 | 終業記録 | 休憩記録 | 参照資料 | 日別確認済み値(分) | 月次同日値(分) | 転記差(月次-日別・分) | 別記録との差・確認メモ | 確認の状態 | 確認担当・次の行動 | 確認日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 〇〇さん・総務 | 2026-10 | 2026-10-05 | 09:00 | 18:00 | 12:00~13:00 | 日別票/月次明細/打刻票 | 480 | 480 | 0 | 別記録との照合済・差なし | 照合済 | △△担当・月全体を照合 | 2026-10-09 |
| 〇〇さん・総務 | 2026-10 | 2026-10-06 | 09:00 | 未記載 | 12:00~13:00 | 日別票/月次明細/打刻票 | 未確認 | 480 | 未計算 | 終業欄空白・別記録は未提供 | 未確認 | △△担当・終業記録を照会 | 2026-10-09 |
| 〇〇さん・総務 | 2026-10 | 2026-10-07 | 09:00 | 17:30 | 12:00~13:00 | 日別票/月次明細/打刻票 | 450 | 480 | 30 | 別記録との照合済・転記理由を照会中 | 差あり | △△担当・月次の転記元を照会 | 2026-10-09 |
| 〇〇さん・総務 | 2026-10 | 2026-10-08 | 09:00 | 17:30 | 12:00~13:00 | 日別票/月次明細/申告票/入退場票 | 未確認 | 450 | 未計算 | 入退場票の終了18:00・申告との差の理由未確認 | 未確認 | △△担当・差の理由を確認者へ戻す | 2026-10-09 |
3.使い方
- 複製を用意:元の資料・データを書き換えず、複製で試します。
- 記録を写す:対象者と勤務日を合わせ、原記録・確認済みの日別値・月次の同日値を写します。
- 下書きを依頼:AIに記入させるときは資料の値だけを写させ、不明な欄は「未確認」と書かせます。
- 差と残件を残す:月次から日別を引き、転記差を残します。欠けや別記録との差は推測せず担当へ戻します。
- 人が照合:最後は人が参照資料へ戻って確かめます。月全体の日数・件数・合計も照合します。
4.確かめる点
- 転記差と時刻の欠け:日別値と月次の同日値を比べ、始業・終業の欠けを予定時刻で埋めていないか見ます。
- 同じ人・同じ日:両資料の対象者・対象期間・勤務日をたどり、抜けと重複を探します。
- 未確認の扱い:値が確かめられない行は差を未計算とし、未確認をゼロにしません。
- 別記録との差:申告と別記録の食い違いは確認メモと次の行動へ残し、差の時間を加算しません。
- 休憩の記載:原記録だけを写し、休憩を一律に差し引きません。
- 残件と月全体:照合済でも月次完了とはせず、未確認行と月全体の照合作業を見ます。
5.人が判断する所
- 照会する記録と、日別値の確認先は担当者が決めます。
- 修正は人が根拠を確かめ、変更前後と参照先を確認メモに残します。
- 労務上の判断は、出典の公式資料を示して専門家に確認します。
6.ダウンロード
勤怠集計の点検表のひな形(CSV・Excelで開けます)を保存できます。表の見出しと、架空の記入例と、空の行が入っています。社内で、そのまま使えます。
7.記入するときの注意
- 資料が届かない「未提供」、届いた資料の欄が空白の「未記載」、内容を確かめていない「未確認」を分けます。
- 日付をまたぐ時刻は日付も写します。「該当なし」は根拠がある場合に限ります。
- 社内で自由に使えます。列を足して運用に合わせてよいです。
8.当社に相談するとき
この表を自社の仕事に合わせて作り変えたいときや、結果の確かめ方を一緒に決めたいときは、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月3日)
- 労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン:PDF p.2:労働日ごとの始業・終業の確認と記録。対応する列の根拠。
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