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プレスリリースの下書きをAIに任せる手順。事実の裏取りと日付・数値の確認
要点
AIには、根拠をそろえた事実をプレスリリースの下書きに整える部分を任せます。人が確かめる中心は、事実の裏取り、日付と数値です。事実の一覧を先に作り、下書きと照合して、公開の承認と送付は人が行います。
新サービスの発表では、担当者の決定内容を広報文書にまとめる事務が生じます。予定が確定事項に変わったり、開始日と発表日が混ざったりしないよう、読みやすさとは別に内容の確認が要ります。
表・指示文・数字は説明のための架空の例で、実在の会社の話ではなく、AIが実際にそう答えることを示すものではありません。
1.AIに任せること(プレスリリースの下書き)
Googleの公式資料では、ページの公開日・更新日と、掲載するニュースやイベントの日付を区別しています(確認日:2026-11-03)。 消費者庁は、景品表示法で消費者に誤認される不当な表示を禁止していると説明しています。 ここからは当社の整理です。 AIに任せるのは、渡した事実を見出し・冒頭文・本文に整理する下書き作りです。根拠の不足や資料間の食い違いは別欄に出し、AIの推測で埋めない形にします。
渡すもの
- 発表内容・名称・開始日・数値と、根拠資料の該当箇所をまとめた事実の一覧
- 確定事項と予定の区別、公開を承認した内容、解禁の条件
- 公開用の会社情報・問い合わせ窓口、使える画像
- 読者・文体の指定と、未確認事項(本文には入れず、別の欄に出させる)
AIが出すもの
- 提供した事実だけを使った見出し・冒頭文・本文の下書き
- 下書きの記述と事実の一覧の対応
- 日付・数値・名称の食い違いと、根拠が不足する表現
- 人への確認事項をまとめた別欄
架空の新サービスでは、次のように事実の一覧と下書きを並べます。違いが見つかった箇所は、人が根拠を再確認して修正を承認する対象です。
| 項目 | 事実の一覧と根拠 | 下書きの記述 | 確認する点 |
|---|---|---|---|
| 開始日 | 架空の決定メモ:来春開始 | 今秋開始 | 開始時期が一致しているか |
| 受付枠 | 架空の受付計画:20社 | 30社を受け付ける | 受付枠の数値が一致しているか |
| 比較表現 | 比較調査の記載なし | 最大級のサービス | 裏付けがなく、公開版に残せるか |
| 名称 | 架空の決定メモ:受付整理サービス | 受付代行サービス | 提供する内容の名称が変わっていないか |
2.AIでの進め方
- 事実の一覧を人が作る:決定内容と根拠資料の該当箇所を結び付けます。公開してよい情報を選び、未決定の内容を分けるとよいです。
- 見本で照合を試す:架空の短い材料で、日付や数値の違いを確認欄に出す流れを試します。出力を見て指示を調整する段階です。
- 原資料を保ったまま渡す:社内で利用を認めた環境で必要な範囲の写しを渡し、AIに元のデータを直接書き換えさせない形にします。
- 下書きと対応表を受け取る:各記述の根拠と、不足する情報を分けて出します。元の資料にない説明が加わっていないかも確認が要ります。
- 発表用の文面を照合する:人が事実の一覧と突き合わせ、比較表現や予定の扱いも点検します。修正後は見出しや冒頭文まで見直すとよいです。
- 公開版を承認して送る:担当者や共同発表先が文面と公開時期を確認します。承認した版を人が送付し、自社サイトへの掲載も人が行う流れです。
3.確かめる点
検査の中心は、事実の裏取り、日付と数値です(当社の「できること64項目」の記載)。
| 確かめること | 見方 | 見落とすと |
|---|---|---|
| 事実の裏取り、日付と数値 | 下書きの記述を事実の一覧から原資料まで戻って照合する | 決定内容と異なる情報が発表文に残る |
| 日付の役割と解禁条件 | 発表日・開始日・掲載日を分け、時刻や時間帯を担当者と合わせる | 案内の時期や公開の順序がずれる |
| 数値の意味と単位 | 対象範囲・単位・集計根拠を確認し、必要な計算は人が検算する | 別の対象や単位の数字として伝わる |
| 名称と確定の状態 | 正式名称を照合し、予定・目標を決定事項に変えていないか読む | 誤った名称や未決定の約束が残る |
| 「日本初」「最大級」などの根拠 | 比較対象や調査範囲の裏付けを確認する | 比較の範囲が分からない表現が残る |
| 窓口・画像・承認 | 連絡先、画像の利用許諾、共同発表先の了承を担当者が確認する | 問い合わせの不達や未了承の情報の掲載につながる |
4.人が判断する所
- 発表する事実の範囲と、未決定事項を公表するかどうか。
- 比較表現の採否と表示規制への対応。法的な判断は専門家に確認する事項です。
- 解禁条件、共同発表先との調整、最終文面と公開時期の承認。
- 配信先の選定、送付、自社サイトへの掲載。
5.AIへの指示文の作例
事実の一覧を確定させてから、文章化と確認欄を依頼する作例です。
目的:架空の会社の新サービスについて、プレスリリースの下書きを作る。 事実の一覧: ・名称=受付整理サービス。根拠=架空の決定メモ。 ・開始=来春。根拠=架空の決定メモ。 ・受付枠=20社。根拠=架空の受付計画。 ・比較調査の資料はない。 照合用の旧案: 今秋、受付代行サービスを開始。30社を受け付ける最大級のサービス。 使うのは事実の一覧にある内容だけとする。 旧案との日付・数値・名称の違いを対応表に出す。 推測や比較表現を足さず、根拠のない所や自信のない所は確認欄に分ける。 見出し・冒頭文・本文の下書きと、根拠との対応を出す。 問い合わせ先など不足する情報は創作せず、確認欄に残す。 元の資料は変更しない。公開・送付は行わない。
6.当社に相談するとき
この仕事は、当社のAI(Claude)で作り、作る係と確かめる係を分けて、検査記録つきで納めます。AIの契約がなくてもお受けできます。
どの業務から始めるか迷う場合も、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月3日)
- Google 検索の検索結果に署名日を追加する:ページの公開日・更新日とニュースやイベントの日付の区別。ページ表示の最終更新日は2026-02-20 UTC
- 表示規制の概要|消費者庁:景品表示法による、消費者に誤認される不当な表示の禁止
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