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請求書の作成と送付の準備をAIで進める手順。毎月の請求対象を、件数と合計で突き合わせる
要点
毎月の請求は、請求対象の一覧(受注台帳など)を元に、請求書の下書きと送付のリストをAIに作らせ、請求対象の件数と、作った請求書の枚数・合計金額を人が突き合わせます。金額はAIに書かせず、表計算ソフトの式で出します。請求するかどうかの判断と、送付は人が行います。インボイスの記載事項と税額の端数の決まりは、別の記事にまとめています。
請求の間違いに気づくのは、入金のとき(翌月末)になりやすい「気づくのが遅い仕事」です。毎月くり返す作業なので、AIに任せやすい一方で、件数の抜けや二重請求を、作った時点で見つける検査を付けます。
表・指示文・数字は、説明のための架空の例です。AIが実際にそう答えることを示すものではありません。
1.AIに任せること(請求書の作成と送付の準備)
AIに任せるのは、請求対象の一覧から、取引先ごとの請求書の下書きと、送付の準備のリスト(宛先・件名・添付ファイル名・送付日)を作るところまでです。請求の可否、金額の最終確認、送付は人が行います。
渡すもの
- 請求対象の一覧(受注台帳・納品の記録。当月に請求するものの印つき)
- 取引先の情報(請求先の名称・担当者・送付方法)
- 請求書の書式と、自社の請求のルール(締め日・支払い期日)
AIが出すもの
- 取引先ごとの請求書の下書き(品目・数量・単価・金額は式で入れた表)
- 送付の準備のリスト(宛先・件名・添付・送付日・送付済みの欄)
- 請求対象の件数と、作った請求書の枚数・合計の対応表
2.AIでの進め方
- 請求対象を確定する:当月に請求するものを、台帳から人が抜き出して件数を数えます。納品や検収が終わっていないものは、入れません。
- 取引先ごとにまとめさせる:請求対象の一覧を、取引先ごとにまとめさせます。請求先の名称は、取引先の情報のとおりに使わせ、推測で直させません。
- 金額は式で出す:品目ごとの金額と、取引先ごとの合計は、AIに数字を書かせず、表計算ソフトの式で入れさせます。
- 件数と合計を突き合わせる:請求対象の件数と、作った請求書の明細の行数・合計金額が一致するかを、人が確かめます。
- 宛名・日付・期日を確かめる:請求先の名称、請求日、支払い期日を、取引先の情報と見比べます。
- 送付の準備をして、人が送る:送付のリストを作り、人が送ります。送ったら「送付済み」を記録し、二重に請求しないようにします。
3.確かめる点
検査の中心は、件数の突合、合計の検算、宛名、丸めです(当社の「できること64項目」の記載)。
| 確かめること | 見方 | 見落とすと |
|---|---|---|
| 件数の突合 | 請求対象の件数と、請求書に入った明細の行数を比べる | 請求の漏れが、入金がないことで初めて分かる |
| 合計の検算 | 取引先ごとの合計と全体の合計を、別の式で出して比べる | 明細は合っていても、合計が違う請求書を出す |
| 宛名 | 請求先の名称・担当者・敬称を、取引先の情報と照合する | 別の取引先の名前や、古い社名のまま送る |
| 日付・支払い期日 | 請求日と期日が、自社のルールと合っている | 期日の書き間違いで、入金が遅れる |
| 丸め・端数 | 端数の処理が、自社のルールと同じ(詳しくは、請求書の記事) | 1円ずつのずれが、入金の突合で残る |
| 空欄 | 品名・数量・単価の空欄がない。空欄は「要確認」になっている | 空欄のまま、金額が決まらない請求書を出す |
| 二重請求 | 前月までに請求済みのものが入っていない | 同じ内容を2回請求する |
4.人が判断する所
- 請求するかどうか(納品・検収が済んでいるか、取引先と条件が決まっているか)の判断
- 金額の最終確認と、特別な条件(値引き・分割)の扱い
- 送付と、送付後の記録
- インボイスの記載事項や税額の端数など、税の判断(国税庁の資料や税理士で確かめる)
5.AIへの指示文の作例
請求書の下書きを頼むときの指示文の作例です。取引先・金額は架空で、AIが実際にそう答えることを示すものではありません。
次の請求対象の一覧から、取引先ごとの請求書の明細を表で作ってください。 ・取引先の名称と品目は、一覧に書かれているとおりに使い、推測で直さないでください。足りない項目は空欄にして「要確認」と書いてください。 ・金額(数量×単価)と取引先ごとの合計は、数字を直接書かず、Excel の式で入れてください。 ・最後に、請求対象の件数と、作った明細の行数を書いてください。 【請求対象の一覧(当月)】 A社(仮)/事務用品/10個/500円 A社(仮)/梱包資材/4個/900円 B社(仮)/事務用品/5個/500円
6.当社に相談するとき
この仕事は、手順書と検査を当社が設計し、お手元のAIで回していただく形が基本です。
どの業務から始めるか迷う場合も、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
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