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CSV・Excelの変換・突合スクリプトをAIで作る手順と確認する点
要点
AIに任せるのは、変換と突合を行うスクリプトと確認用の記録の下書きです。人は件数の保存、文字化け、桁落ちを中心に確かめます。元のファイルを残し、正解を用意した見本で試してから、実際のデータへの使用を判断する流れです。
システムから出した一覧を別の形式へ直し、手元の名簿と照らし合わせる仕事は、事務のデータ受け渡しで起こります。変換後に表が開けても、番号や行の対応まで確認する必要があります。
表・指示文・数字は説明のための架空の例で、実在の会社の話ではなく、AIが実際にそう答えることを示すものでもありません。
1.AIに任せること(CSV・Excelの変換と突合のスクリプト)
公式説明の確認日:2026-11-02。 Excelでは、BOM付きのUTF-8で保存されたCSVファイルを通常どおり開くことができます。 Excelには、数値テキストの先頭のゼロを削除して数値へ変換する動作があります。 Excelの数値の有効桁数は最大15桁です。 後から書式を変えても、削除された先頭のゼロは復元されません。 ここからは当社の整理です 列の対応、番号の扱い、照合する項目を人が決め、その内容に沿うスクリプトの下書きをAIに作らせます。実行方法だけでなく、変換前後の件数と、照合できなかった行を別に出す処理も対象です。
渡すもの
- 入出力の形式、文字コード、区切りと改行の指定
- 列名、列の意味、番号と金額の扱い、照合する項目
- 個人情報を架空の値へ置き換えた見本と、人が用意した正解
- 使用する環境、保存先、元のファイルを上書きしない方針
AIが出すもの
- 変換と突合を行うスクリプトの下書き
- 必要な実行環境と、入力・出力の指定方法
- 入力、出力、保留の件数と、各行の行き先が分かる記録
- 不一致・重複・読めない行の一覧と、確認が必要な点
2.AIでの進め方
- 受渡条件を整理する:出力する列、文字コード、番号の扱い、照合する項目を決めます。分からない条件は推測で埋めず、確認事項に分ける方針です。
- 元のデータを保護する:AIに元のデータを直接書き換えさせず、コピーを入力、別の場所を出力先に指定します。既存ファイルと同じ保存先になる処理も止める設計にします。
- 下書きと記録を作らせる:変換・突合の処理に加え、処理した行と保留した行を追える記録を求めます。重複や読めない行を黙って捨てないことも指示に含めるとよいです。
- 見本で試す:人が実行内容を確認し、正解を用意した見本のコピーで試します。先頭のゼロ、長い番号、日本語、カンマ・引用符・セル内改行を含む値も検査対象です。
- 前後を突き合わせる:入力行の行き先と出力行の元をたどり、照合する一覧のどちらにだけ存在する行も確かめます。正解との差はAIへ戻し、修正後も同じ見本で再確認する流れです。
- 人が使用を決める:見本が正解と合うことを確認してから、実際のデータのコピーに使います。結果を受渡先で読み直し、人が確認を終えたものを渡す運用です。
3.確かめる点
検査の中心は、件数の保存、文字化け、桁落ちです(当社の「できること64項目」の記載)。
| 確かめること | 見方 | 見落とすと |
|---|---|---|
| 件数の保存、文字化け、桁落ち | 入出力と保留の記録を照合し、日本語・番号を元の値と比べる | 行の欠落や値の変化が残る |
| 行の対応 | 入力行の行き先を追い、出力が増減した理由を見る | 重複や結合で対象が変わる |
| 照合する項目の重複・空欄 | 重なる番号と番号のない行が保留に残るかを見る | 別の会員が結び付く |
| 両方向の不一致 | 元の一覧と照合先のそれぞれにしかない行を見る | 片側の不足だけが残る |
| セル内の区切り・改行 | カンマ・引用符・改行を含む見本が正解の列に収まるかを見る | 列や行の対応がずれる |
| 保存先と再読み込み | 元のファイルが残り、受渡先で読んだ値が正解と合うかを見る | 元の値や受渡後の変化を追えなくなる |
4.人が判断する所
- 照合に使う列と、同じ相手として扱う範囲
- 重複や不一致を残すか、修正するか、確認に戻すか
- 番号の補完、氏名の置換、金額の修正が必要かどうか
- 確認を終えた結果を、業務に使い受渡先へ渡すかどうか
5.AIへの指示文の作例
架空の会員一覧と照合先を渡し、処理と確認事項を分けて受け取る作例です。
架空の会員一覧を、指定の表形式へ変換し、照合先と突合するスクリプトの下書きを作る依頼です。 材料は会員番号・氏名・金額の列を持つ見本、照合先、出力仕様、正解結果です。 会員番号は文字列として先頭のゼロと末尾まで保持し、金額とは分けて扱う方針です。 提供資料にある仕様だけを使い、文字コードや照合する列が不明なら、先に確認事項を出す形とします。 元のファイルは読み取りだけに使い、別の場所へ保存する構成を求めます。 重複、不一致、読めない行は削除や自動補完をせず、元の行を追える保留一覧に残す方針です。 入力・出力・保留の件数、両方向の不一致、実行方法、見本での確認方法も必要です。 自信のない処理や未確定の仕様は別の欄に分け、人が確認する前提の下書きとして提示する形を求めます。
6.当社に相談するとき
この仕事は、当社のAI(Claude)で作り、作る係と確かめる係を分けて、検査記録つきで納めます。AIの契約がなくてもお受けできます。
どの業務から始めるか迷う場合も、滋賀の中小企業向けAI相談(30分の無料相談)をご利用ください。料金は料金のページに載せています。
出典(確認日:2026年11月2日)
- Excel で CSV UTF-8 ファイルを正しく開くには:BOM付きUTF-8の読み込み条件
- 先頭のゼロおよび大きい数値の保持:先頭ゼロの変換、有効桁数、書式変更で復元できない点
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