Teamsで業務用ウィンドウだけを共有するには?準備と停止の手順
要点
Teamsの会議では、画面全体のほかにウィンドウを選んで共有できます。見せる資料を先に整え、共有開始後は相手に表示内容を確かめてもらうとよいです。説明が終わる場面や別の資料へ移る場面まで含めて、担当者の操作を決めておきます。
この記事は、Teamsの会議で画面全体ではなく業務用のウィンドウだけを共有したい小さな会社の事務担当者が、準備と共有の停止、音の確認の手順を整理するためのものです。
公式ページ・公式ヘルプなどの一次資料を2026年11月3日に確かめました。機能や制度は変わることがあるので、使う前に各ページで最新の状態を確認してください。法律・税務・労務の判断や、効果を約束するものではありません。
例は説明のための架空の例です。確認表や作例は、当社の考えをまとめたもので、公式の機関が示しているものではありません。
1.共有する資料と手元の情報を先に分ける
会議の準備では、資料を開く前に「相手と何を確かめるか」を短い言葉にします。説明に使う資料と、自分だけが参照する情報を分けておくためです。担当者が口頭で補足する内容まで、すべて画面に出す必要はありません。
たとえば、事務の引き継ぎについて相談するなら、説明に使うものを次のように整理できます。資料の名前だけでなく、どの部分を見せるかまで決めておくと、当日の選択に迷いにくくなります。
| 担当する人 | 準備・確認する時点 | 用意するもの・確かめること |
|---|---|---|
| 説明する担当者 | 会議の前 | 説明用の手順書を用意し、見せる箇所を開く |
| 資料の内容を確認する人 | 会議の前 | 社外に出せない名前や内部向けのコメントが残っていないか見る |
| 説明する担当者 | 共有を始める直前 | 説明用の資料と手元用のメモを取り違えていないか見る |
| 相手側の参加者 | 共有を始めた直後 | 表示された資料の見出しと文字の読みやすさを伝える |
見せてよいか判断できない箇所は、資料の管理者に確認する扱いにします。確認が済むまでは、その箇所を説明用の資料に含めない進め方です。共有の準備と、資料の内容を開示してよいかの判断を、同じ担当者が勢いで済ませないようにします。
2.会議の共有ボタンから対象を選ぶ
機能・設定の確認日:2026-11-03。以下の公式資料に基づく記述も同日確認です。ここではデスクトップでの操作を扱います。
会議の操作欄にある[共有(Share)]を選びます。次に、共有したいウィンドウを選ぶと画面共有が始まります。
ここからの進め方は当社の整理です。選ぶ前に、説明用の資料を見せたい状態まで開いておきます。対象を選ぶ場面では、似た名前の資料を取り違えていないか、表示されている内容と照らし合わせます。急いで選ぶよりも、説明の目的に合う資料かを確かめてから進む扱いです。
共有を始めたら、相手には「何か見えていますか」だけでなく、見えている見出しを尋ねるとよいです。表示された資料の取り違えと、文字の読みづらさを分けて確認できます。こちらの準備が終わったことと、相手が説明を追える状態になったことを、別の確認として扱います。
3.別の資料を探す前に共有を止める
[共有の停止(Stop sharing)]を選ぶと、画面共有を終了し、会議のメイン画面に戻れます。
ここからは当社の進め方です。資料を探したり内容を整え直したりする間は、共有を止めてから作業する手順にしておきます。次に見せる資料の確認が済んだところで、共有対象を選び直す流れです。これは操作の自動的な挙動の説明ではなく、担当者の作業順序としての提案です。
説明に必要な情報がその場で見つからないときは、会議後に確認する事項として控える方法もあります。相手を待たせながら手元の資料を次々に探すより、持ち帰る問いを言葉にすると、続きの説明を準備しやすくなります。
説明を終えるときも、画面上の作業をそのまま続けず、共有を終える操作を区切りにします。説明する人が交代する場面では、今の資料の説明が終わったことを口頭でも伝えると、次の担当者が進める時点を合わせやすくなります。
4.映像とパソコンの音を別々に確認する
パソコンの音を共有する操作では、[サウンドを含める(Include sound)]をオンにします。この音の共有では、通知を含むパソコンのすべての音が会議参加者に聞こえます。
当社では、準備する際に「見せる内容」と「聞かせる音」を別々の確認欄として扱います。資料を見ながら口頭で説明するのか、資料内の音も聞いてもらうのかを先に整理する進め方です。画面上の対象を選んだことだけで、音の確認まで終えた扱いにはしません。
会議の前には、関係のない音声や動画を再生したままにしていないかも見直すとよいです。説明に音が必要な場面では、何を聞いてもらう予定かを担当者間で共有しておきます。途中で聞こえ方に問題が出たときも、映像の問題と音の問題を分けて記録すると、確認先に状況を伝えやすくなります。
5.対象を選べないときは社内管理者へ確認する
共有の可否には、利用者ごとにデスクトップやウィンドウの共有を制御する会議ポリシーも関係します。
ここからは当社の確認手順です。対象を選べない場合は、どの操作まで進んだか、どの選択肢が表示されているか、エラー表示があるかを記録します。問い合わせに添える画面にも、説明に不要な情報が含まれていないか確認する扱いです。
社内管理者には、利用している端末やアプリの情報とともに、「資料が候補にない」「対象は選べるが相手には見えていない」など、起きた状況を伝えます。自分が操作した内容と、相手が見た内容を分けると、問い合わせの要点が明確になります。設定を変更するかどうかは、社内管理者に確認します。
会議中に判断がつかない場合は、口頭で確認できる内容に絞り、画面での説明を後日に回す進め方もあります。その場で共有できたかだけを終点にせず、相手と確認したい事項を残しておくことが大切です。
6.確認表
公開・共有の前に、この表で確かめます。
| 確認 | 確かめること |
|---|---|
| □ | 説明する目的と、相手に見せる資料を決めたか |
| □ | 資料内の名前やコメントを見直し、開示に迷う箇所を管理者に確認したか |
| □ | 対象を選ぶ前に、説明用の資料を見せたい状態まで開いたか |
| □ | 共有開始後、相手に見出しと文字の読みやすさを確認したか |
| □ | 見せる内容とは別に、パソコンの音を共有する必要があるか確認したか |
| □ | 資料を探す場面と説明を終える場面で、共有を止める手順にしたか |
| □ | 操作が進まない場合、手元の表示と相手の状況を分けて記録したか |
7.自社の事務の手順まで形にしたいとき
ここまでの確認を、自社の事務の手順書や、AIの結果を確かめる検査まで形にしたい場合は、当社のように、手順と検査の設計まで行う相談先が選択肢になります。オンラインは全国から対応しています。
自社の事務のどこから確認を入れるかを相談したい場合は、30分の無料相談をご利用ください。法律・税務・労務の判断や、効果の約束は行いません。
出典(確認日:2026年11月3日)
- Manage audio settings in Microsoft Teams meetings:Share sound while screensharing節の共有開始、対象選択、音を含める操作
- Present content in Microsoft Teams meetings:画面全体・ウィンドウの選択、共有停止の動作。設計書指定の資料
- Share sound from your computer in Microsoft Teams meetings or live eve:音の共有に通知音も含まれること
- Manage meeting policies for content sharing:利用者ごとのポリシーによる共有の制御
関連する記事・ページ
- AI議事録で提案と決定事項を分ける方法|指示文と確認5項目
- Googleフォームの回答受付を締切日時で止める設定と確認手順
- Googleカレンダーの予定を引き継ぎ用に書き出す方法と確認点
- Wordへ文章を貼ると字体が変わるときの書式の選び方と確認手順
- 会議資料をAIで作る|元メモを3枚に絞る手順と確認ポイント
- AIで文字起こしから議事録を作るときの注意点。録音の前と、議事録にする前の確認
このページの確かめ方は、情報の確かめ方と更新の方針にまとめています。