PowerPointで補足スライドを本番だけ非表示にするには?

要点

PowerPointで補足スライドを本番の通常の進行から外すには、対象を[スライドの非表示]に設定してファイル内に残し、通常の表示に戻すときは[スライドの再表示]に切り替えます。

公開:2026年11月5日/情報の確認日:2026年11月5日(出典はこの記事の最後)

この記事は、PowerPointの補足スライドをファイルに残したまま本番では見せたくない小さな会社の担当者が、非表示の設定と解除、質問されたときに開く操作、共有前の注意点を整理するためのものです。

公式ページ・公式ヘルプなどの一次資料を2026年11月5日に確かめました。機能や制度は変わることがあるので、使う前に各ページで最新の状態を確認してください。法律・税務・労務の判断や、効果を約束するものではありません。

例は説明のための架空の例です。確認表や作例は、当社の考えをまとめたもので、公式の機関が示しているものではありません。

1.本番で見せない補足も、ファイルには残ります

確認日:2026年11月4日

以下の操作は、公式ヘルプの適用先にあるPowerPoint for Microsoft 365について、Windowsタブの手順を扱います。

非表示にしたスライドはファイルに残り、スライドショーを実行すると表示されなくなります。非表示でもファイル内の内容は残るため、機密情報を削除する方法としては扱いません。

準備するときは、説明に必要な資料と、渡してよい内容を分けて考えるとよいです。投影から外す対象を選ぶ前に、資料そのものを相手に渡して差し支えないかを確認します。

2.本番前に設定し、通常の表示へ戻す操作も押さえます

対象を選び、設定の目印を確かめます

  • 左側のナビゲーションウィンドウで、非表示にするスライドのサムネイルを選びます。
  • 選んだスライドを右クリックし、[スライドの非表示]を選びます。
  • スライド番号に斜線が付くことが、非表示になった目印です。

サムネイルとは、スライドの内容を小さく表示した画像のことです。似た見出しが続く資料では、見出しだけでなく内容まで見比べてから対象を選ぶとよいです。

本番後に元の扱いへ戻します

本番後などに通常の表示へ戻すときは、対象のスライドを選んで右クリックし、[スライドの再表示]を選びます。

本番を終えたら、次の発表でも同じ扱いを続けるかを担当者が判断します。担当者へのメモには、今回だけ省いた補足なのか、今後も質問用として残す資料なのかを書き分けるとよいです。

3.質問されたときは、その場で補足を開けます

Windowsのスライドショー画面では、表示中のスライドを右クリックし、[すべてのスライドを表示]を選びます。一覧から必要な非表示のスライドを選ぶと、そのスライドが全画面で表示され、スライドショーが再開します。

発表者ビューを使っている場合、スライドを選ぶための操作手順は聴衆に表示されません。

質問に答えた後の進行も、準備の段階で決めておくとよいです。補足へ移る前に説明していた箇所と、説明を再開する箇所を担当者が把握しておきます。補足を開く操作だけを練習して終えず、話の流れへ戻るところまで通して確かめます。

4.補足の扱いを、短い表で引き継ぎます

たとえば、社内説明会の資料なら、次のように本番での扱いと補足を開く場面を分けてメモに残せます。

資料の内容本番での扱い引き継ぐこと
提案の結論通常の説明で見せる説明の開始位置
比較の詳しい内訳通常は見せず、補足用に残す内訳を質問されたときに開く
参考資料の一覧通常は見せず、補足用に残す出典を尋ねられたときに使う

この表は、何を省くかの判断を担当者間で共有するためのものです。表に書いた方針と、実際の設定が一致しているかは別に確かめます。

引き継ぎでは、資料の見出しと補足に回した理由を残すとよいです。担当者が変わっても、内容を見ながら今回の扱いを判断できます。発表の対象や目的が変わった際は、前回と同じ設定をそのまま使う前に、補足の位置付けを見直します。

5.設定の印と、本番の流れを分けて確認します

確認では、対象を正しく選んだかと、予定した流れで投影されるかを分けて見ます。準備画面の印を確かめた後、本番で使う資料を開き、冒頭から進めてみるとよいです。省く予定の補足の前後で、説明が不自然につながっていないかも確認します。

結果が意図と違う場合は、まず開いている資料が準備したものと同じか、対象の選択を取り違えていないかを見比べます。その場で資料を作り替える前に、準備したファイルと当日使うファイルの違いを整理すると、確認する範囲を絞れます。

補足を使う練習では、質問を受けた場面を想定して必要な内容へ移り、説明を再開するところまで確かめます。引き継ぐ相手にも同じ流れをたどってもらうと、メモだけでは伝わらなかった箇所が分かります。

また、発表用の準備と相手へ渡す資料の確認は、別の作業として扱います。画面に出さない内容を含めて、共有先に渡してよいかを担当者が判断します。補足の扱いを変えた後は、共有予定のファイルも開き直し、残してよい内容だけになっているかを確認するとよいです。

6.確認表

公開・共有の前に、この表で確かめます。

確認確かめること
□利用する版と、参照する公式手順の対象が合っているかを確認したか
□本番で省く補足と、通常の説明で見せる資料を分けたか
□対象を選び間違えず、設定後の印を確認したか
□当日使う資料を開き、冒頭から予定した順序で進むかを確かめたか
□質問時に補足へ移り、説明を再開するところまで練習したか
□本番後に表示方針を戻すかどうか、担当者間で共有したか
□相手に渡すファイルに、共有できない内容が残っていないかを確認したか

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