Gmailで容量の大きい資料を取引先へ送るには?添付と共有の確認
要点
Gmailで添付の上限を超える資料を送るときは、Google ドライブのリンクを使います。 メールにドライブのファイルを添付すると、受信者のアクセス権が確認され、権限がなければ送信前に共有設定の変更を求められます。
この記事は、Gmailで添付の上限を超える資料を取引先へ送りたい小さな会社の担当者が、ドライブのリンクで送る手順と、相手が開ける共有範囲を確かめる流れをまとめたものです。
公式ページ・公式ヘルプなどの一次資料を2026年11月6日に確かめました。機能や制度は変わることがあるので、使う前に各ページで最新の状態を確認してください。法律・税務・労務の判断や、効果を約束するものではありません。
例は説明のための架空の例です。確認表や作例は、当社の考えをまとめたもので、公式の機関が示しているものではありません。
1.まず、使っているアカウントの容量制限を確認する
個人用のGmailアカウントの添付上限は25 MBです。 仕事用・学校用アカウントでは、添付ファイルの送信制限と受信制限をGoogle Workspace管理者が設定します。
添付ファイルの合計サイズが上限を超えると、添付ファイルが自動的に削除され、Google ドライブのリンクとしてメールに追加されます。 事務で使うときは、送信に使うアカウントの種類と、資料全体の大きさを先に整理するとよいです。
2.パソコンで資料を用意し、メールへリンクを挿入する
ここでは、Gmailのパソコン向けヘルプに沿って、ドライブにある資料をメールへ挿入する手順を扱います。
資料をアップロードする
パソコンでGoogle ドライブのフォルダを開き、送る資料をそのフォルダにドラッグしてアップロードします。 アップロードしたファイルの容量は、自分のGoogle ドライブのアカウントで使用されます。
作成画面で挿入する
Gmailで[作成]をクリックしてメールの作成画面を開きます。 メッセージの下部にある、ドライブを使用してファイルを挿入するアイコンをクリックします。 添付するファイルを選択します。
ページの下部で送信方法を選びます。Gmail のヘルプでは、[ドライブのリンク]はドライブに保存されているファイルに、[添付ファイル]は Google ドキュメント、スプレッドシート、スライド、フォーム以外で作成したファイルにのみ適しているとしています。添付の上限を超える資料をリンクで渡すこの記事の流れでは、[ドライブのリンク]を選びます。 最後に[挿入]をクリックします。 メールの本文には、資料の名称と相手に見てもらいたい内容を添えると、受け取り後の確認を依頼しやすくなります。
3.取引先だけに渡すか、リンクを持つ人に渡すかを分ける
ファイルの参照や編集をメールの受信者だけに許可するときは、設定の変更を求められた画面で[その他のオプション]をクリックします。 ドライブの[制限付き]では、アクセス権を付与されたユーザーだけがファイルを開けます。Gmail のヘルプでは、ファイルを限定公開にした場合、受信者が Google アカウントを持っていない、使ったメールアドレスが Google アカウントではない、メールがメーリング リストを利用して送られている(メーリング リストが Google グループで管理され、ファイルがグループで共有されている場合は除く)ときは、受信者がファイルを参照できないとしています。取引先の担当者が受け取るメールアドレスで Google アカウントを使っているかは、受信者だけに共有する前に確かめておく項目です。
[リンクを知っている全員]は、リンクを知っているインターネット上の全員が開ける設定です。 この共有方法でメールが転送されたり、スレッドに新しいユーザーが追加されたりすると、その人にも最初の受信者と同じ権限が付与されます。
共有相手に付ける権限は、[閲覧者][閲覧者(コメント可)][編集者]から選べます。 相手に内容を見てもらうだけなのか、修正も頼むのかを先に決めると、設定を選びやすくなります。
4.事務での例は、送る資料と確認先を短く残す
ここからは当社の整理です。
資料の送信を引き継ぐときは、送信の操作だけでなく、渡す資料と受け取る担当者をそろえておくとよいです。次の表は、案内資料を取引先へ送る場面の記入例です。
| 整理すること | 架空の記入例 |
|---|---|
| 送る資料 | 内容を確定した案内資料 |
| 相手の担当者 | 取引先の窓口担当者 |
| 相手にしてもらうこと | 内容の確認 |
| 送信前に見ること | 宛先の表記と資料の取り違え |
| 送信後に確かめること | 相手が開けたか、内容を確認できたか |
添付のし直しを頼まれたときも、どの資料について連絡が来たか分かる形で残します。宛先や資料を取り違えたまま再送しないよう、連絡内容と送信した資料を突き合わせる流れです。
5.開けないときは、共有相手と組織の制限を確かめる
Gmail のヘルプでは、職場や学校などの組織で Gmail を使う場合、共有できるファイルやユーザーを管理者が制限することがあるとしています。 会社で使うアカウントの制限は、管理者に確認する項目として引き継ぎに残すとよいです。
Google ドライブのヘルプでも、仕事用または学校用のアカウントでは、外部とのリンクの共有が管理者によって制限されている場合があるとしています。 相手から開けないと連絡が来たら、共有相手として指定した宛先と、相手が開こうとしているアカウントを確認します。制限の理由が分からないまま公開範囲を広げず、担当者どうしで受け取り方をそろえるとよいです。
送信後の確認は「メールが届いたか」と「資料を開いて内容を見られたか」に分けて行います。宛先、送った資料、相手からの返答を残しておけば、引き継ぎ後もどこまで確認が済んだかをたどれます。
6.確認表
公開・共有の前に、この表で確かめます。
| 確認 | 確かめること |
|---|---|
| □ | 送信に使うアカウントの種類と、利用できる添付容量を確認したか |
| □ | 送る資料の内容と版を確定したか |
| □ | メールの宛先と、資料を渡す相手を照合したか |
| □ | 共有する相手の範囲を意図どおりに設定したか |
| □ | 相手に必要な操作に合わせて権限を選んだか |
| □ | 会社の外へ共有できるか、管理者の制限を確認したか |
| □ | 相手が資料を開けたか、返答で確認したか |
7.自社の事務の手順まで形にしたいとき
ここまでの確認を、自社の事務の手順書や、AIの結果を確かめる検査まで形にしたい場合は、当社のように、手順と検査の設計まで行う相談先が選択肢になります。オンラインは全国から対応しています。
自社の事務のどこから確認を入れるかを相談したい場合は、初回無料相談をご利用ください。法律・税務・労務の判断や、効果の約束は行いません。
出典(確認日:2026年11月6日)
- Gmail のメールにファイルを添付して送信する:個人用と仕事用・学校用の容量制限、上限超過時のリンクへの切り替え
- Google ドライブのファイルを Gmail に添付する:メールへの挿入手順、送信方法の違い、アクセス権の確認、受信者だけに共有する操作と参照できない場合
- Google ドライブにファイルやフォルダをアップロードする:ファイルのアップロード方法、保存容量の使用
- Google ドライブのファイルやフォルダの共有とアクセス権の管理について:共有相手と権限の選択、制限付きとリンク共有の違い
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